掛け持ちを始めたあの日の話

※めっためたに重いです。あしからず。

 

タイトルこそ”掛け持ち”という言葉を使っているけれど、もう担降りに近いな、てか担降りだよなと思うところはある。それでも掛け持ちという言葉に頼ってしまうのは、自分が13年一心に推してきた伊野尾くんから離れる勇気がないことの表れだと思う。

 

TLを覗けばHey!Say!JUMP以外のツイートを目にすることが多くなったのはいつ頃からだろうか。

あれ、私何のグループが好きでこの垢やってるんだっけ?と。

段々JUMPファンが掛け持ちを始めることに対して不安と寂しさが入り混じった気持ちでツイッターを使うことが多くなった。

 

伊野尾くんを好きになって13年。他グループにいいなと思うタレントはいるものの、掛け持ちの気持ちは一切持たず、ここまで伊野尾くん一筋で応援を続けてきた。

数年前は掛け持ちはDDと呼ばれ、あまり好まれない風潮があったものの、時代の流れか掛け持ちは当たり前、推しは数人いるものというオタク文化の変化も感じられる気がする。(偏見化もしれません)

 

JUMPに新しいお仕事が決まることが少ない。掛け持ちをあの子もこの子も他グループの推しの活動を楽しんでる。私もそうなりたいな。

JUMPを応援し続け、周りのグループと比較して思うのは、ここ数年の圧倒的な仕事量の少なさだった。(本当に偏見だと思います)

 

伊野尾くんが大好きなのに新しい伊野尾くんが更新されない。会えていない期間も前より長くなった。何がそうさせているのか私には分からないけど、周りの友達がJUMPから離れていくのを見たり、テレビの露出が少なくなったり、一抹の不安だけは感じて仕方なかった。

 

この時期本気で掛け持ちがしたかった。新しい楽しみを作りたかった。

………でも、できなかった。

 

伊野尾くんほど魅力があって、見ていると幸せになって、毎日好きだと思える人がいなかった。

みんな楽しそうなのに。みんな新しい幸せを見つけてるのに。なんで?なんで私にはできない?掛け持ちの子たちに嫉妬したし、狡いと思った。毎日ツイッターのトレンドにはジャニーズ関連のワードが並ぶのに、そのほとんどがJUMPの仕事ではなくて。JUMPも変わって、周りも変わって、こうやってファンのあり方も変わるんだなあとただ漠然と、だけど痛いくらいに感じてた。

 

しかしこんな日々はあっけなく終わりを告げるのである。

 

2019年7月22日

 

ここから私の新しいオタク人生がスタートした。この日私はいつも通り、ジャニーズが出る番組はほとんど見ているので何気なくバゲットを観ながら出かける準備をしていた。今日出てるのは誰だ、Snow Manとキンプリか。JUMPじゃないのね、はいはい。こんな感じの、何も変わらない日。スタジオにいる『簡単なお仕事です。に応募してみた』の番宣をしている4人の中で、岩本と渡辺って人しか知らないや。そんな程度に観ていたのに。

 

番組終盤、FINEBOYSのモデルをやっているらしい目黒蓮という人が、青木アナにかっこいいポーズを教え始めたのである。

 

なに?

 

誰これ

 

かっこよすぎじゃない?

 

初めて目黒蓮くんを見た時の感情はこれだけだ。かったるそうに首に手を当てて「こうしたらかっこいいっす」(ニュアンス)みたいなことを言ってて、ああこの人クールで頭の良い人なんだろうなあと直感で思った。(実際真逆~~!!)

幸か不幸か気になったら何をすべきかも身に染みついているので(オタク怖い)、すぐさまその日の夜の『有吉ゼミ』(めめと岩本くんの激辛回)を予約し、その日バイトを入れたことをひたすら後悔し、目黒くんのことを考えて1日過ごした。

翌日観た有吉ゼミで激辛を完食した目黒くんの姿はかっこよくて、正統派イケメンでB型の人は私が全く好きになったことのないタイプだったのでドキドキしたのを覚えてる。

 

それからカウコンで見切れる目黒くんや、目黒くんのファンの方が作ったステマ的なツイートを見て目黒くんのことをたくさん知った。

学校帰りいつも通りTDCホールの前を歩いていたら(通学路)、Snow Manのサマパラ物販をやっていて(本当たまたま)、迷わず列に並んでちゃっかり〇枚も目黒くんのうちわをゲットしたことは、私の3本の指に入るくらい出来たオタ業だと思う。

 

あの日から早4か月。私は変わったなあと心底感じている。人の気持ちは流動的だから、今この瞬間に僕をかっこいいと思ってくれたらそれでいい。(これもニュアンス)そう言った伊野尾くんの言葉が脳裏を過ぎる。その言葉を目にした時、何言ってるの伊野尾くん。私はあなた以外好きにならないよ。そう思っていたのに。

 

…思っていたのに。変わってしまった。変えられてしまった。後戻りできないくらいに好きになってしまった。ずるい。本当にずるい男だぞ、目黒蓮。(褒めてます)

 

最近伊野尾くんを見ると涙が出てきちゃうのは何でだろうか。何が私をそうさせるのか。答えは明確なのに、逃げている自分を受け止めるには、まだ時間がかかると思う。

 

最後に自分よがりだとは思うけど、2人への思いをまとめて終わります。

 

伊野尾くんへ

重いけど、こんな私を許してね。紛れもなく大好きなのに。いつも1番に思ってるのに。1番を増やしてごめんなさい。最後があるのか分からないけど、私は最後まで伊野尾くんを応援したい。私の人生の半分以上、ずっと幸せをくれてありがとう。私は伊野尾くんに出会えて本当に幸せなんだと思う。

 

目黒くんへ

私の生きる糧になってくれてありがとう。あの日から毎日幸せだよ。これからもっと大きくなるんだと思ったら期待しかないです。まだまだ目黒くんのことは知らないことが多いけれど、私なりに精一杯応援させてね。

 

掛け持ちの経緯は書き留めておきたいなあと書き始めたらこんなに長くなってしまった。だいぶ前に下書きしたものなので実際もっと目黒くんにずぶずぶです。笑